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危険品と普通品の海上輸出ブッキングで何が違う?手続きの違いを解説します!

 
海上輸出ブッキング
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当社、丸一海運株式会社は、江戸時代1751年創業の港湾運送業から始まった由緒ある会社です。日本のみならず世界にむけた物流・海運のプロフェッショナルとして、お役に立てる情報を提供いたします!

海上輸出をする際、海外企業との取引のために船積の手配をする手続きブッキング業務)が必要となります。そんなブッキングですが、

  • 普通品を輸出する場合
  • 危険品を輸出する場合

で、必要な情報や手続きが異なります。

危険品と普通品を輸出するとき、それぞれのブッキングの手続きの違いを知りたいです…! 何に気をつけたら良いのでしょうか。 

そこで今回、輸出ブッキングの際に必要な情報・手続きの違いについて解説します。

 

普通品と危険品の輸出ブッキングの手続きの違い

普通品と危険物の輸出時のブッキングの手続きの違いを見ていきましょう!

項目としては、

  1. 必要な書類
  2. 手続きの流れ

の2点について比較していきます。

 

 

1.普通品の輸出の場合

1-1.普通品のブッキングに必要な書類

普通品の場合、必要な書類は

  1. S/I(Shipping Instruction|シッピング インストラクション)
  2. P/L(Packing List|パッキング リスト)
  3. Invoice(インボイス)

の3つだけです。以下、簡単に各書類について解説します。

 

1-1-1. S/I(Shipping Instruction|シッピング インストラクション)

S/Iは、輸出をする人が、海貨業者に船積みを依頼するための書類で船積依頼書とも言われます。形式は特に決まっていませんが、一般的には以下の情報を記載します。

  • 海貸業者名
  • 輸出者名
  • 着荷通知先
  • 船会社名
  • 船腹予約番号
  • 予約日
  • 積載船名
  • 船積港
  • 経由地
  • 荷揚港
  • 到着予定日
  • 運賃支払い方法
  • 商品名・個数・荷印、総重量、容積

 

 1-1-2. P/L(Packing List|パッキング リスト)

P/Lとは、輸出する際に梱包情報が記載された書類です。

  • 箱数
  • 箱の中身
  • 箱の中の貨物の個数

などの情報を記載します。

 

1-1-3. Invoice(インボイス)

納品書・請求書のことです。輸出する商品や、その個数や重さを記載します。これも輸出者が用意します。

 

1-2.普通品のブッキングに必要な手続き

大まかな流れとしては、以下の流れです。

海貨業者に連絡
書類カットまでに必要書類3点を送付
積載予定貨物を搬入先倉庫へ搬入
貨物のマーク貼付状態のチェック
輸出通関
本船積載

 

※書類カット:書類カットというのは、輸送する貨物の情報を提出する期限のことです。

 

ブッキングの依頼をする際、積載予定本船、向け地、弊社通関手配の有無、普通品である旨を海貨業者の担当者に連絡します。その後、本船毎の書類カットまでにS/IとP/L、Invoiceを担当者に送付することで輸出手配を進めることができます。

その後、積載予定貨物を海貨業者の搬入先倉庫へ搬入し、貨物のマーク貼付け状態などをチェックしてもらってください。

輸出通関を終えたのち、本船積載へと進みます。

 

当社、丸一海運の書類カットについては下記よりスケジュールをご覧ください。
丸一海運の書類カットスケジュールを確認してみる

 

 

2.危険品の輸出の場合

2-1. 危険品のブッキングに必要な書類

危険品の場合、ご用意いただく書類は以下の6点です。

  1. S/I(Shipping Instruction|シッピング インストラクション)
  2. P/L(Packing List|パッキング リスト)
  3. Invoice(インボイス)
  4. SDS(安全データシート)(和文・英文)
  5. 容器証明書
  6. 危険物又は有害物事前連絡票・コンテナ危険物明細書(デクラ)

詳細については、「危険物を輸出する際に必要な4つの書類について危険品輸送のプロが解説」をご確認ください。

 

※当社にご依頼頂く場合)合わせてブッキングシートが必要になります

↓また、実際に当社にブッキングを依頼いただく際には、以下のブッキングシートに必要情報を記入していただくことになります。(クリックすると拡大します)

ブッキングシート

ブッキングシート

↓ 記入例

ブッキングシート記入例

こちらのブッキングシートは、下記リンク先の「関西・関東サービス LCL 他社通関用BOOKING メモ」から取得いただけます。

記入例も、同じリンク先の「LCL BOOKING メモ 記入方法説明書き」から取得いただけます。

丸一海運のブッキングシートをダウンロードする

 

2-2.危険品のブッキングに必要な手続き

海貨業者に連絡
書類カットまでに必要書類6点を送付
積載予定貨物を搬入先倉庫へ搬入
貨物のマーク貼付状態のチェック
輸出通関
本船積載

 

基本的には、普通品の輸出と同じです。違うのは、必要な書類の種類です。本船毎の書類カットまでにS/IとP/L、Invoice、そしてSDS(安全データシート)(和文・英文)、容器証明書、「危険物又は有害物事前連絡票・コンテナ危険物明細書(デクラ)」の書類も併せて担当者にご送付ください。

(「危険物又は有害物事前連絡票・コンテナ危険物明細書(デクラ)」は当社でも作成を承っております。作成をご依頼の場合はその旨ブッキングメモにご記入ください。)

⇒「危険物又は有害物事前連絡票・コンテナ危険物明細書(デクラ)」についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

その後、書類等に不備がなければ、積載予定貨物を弊社の搬入先倉庫へ搬入していただき、貨物に対するラベル・マーク等の貼付け状態を確認させていただきます。

それから輸出通関を終えた後、本船積載へと進みます。

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

普通品の場合にはS/I、P/L、Invoiceの3種類の書類があれば手配を進めることができますが、危険品の場合には加えて弊社ブッキングメモ、SDS(安全データシート)(和文・英文)、容器証明書、「危険物又は有害物事前連絡票・コンテナ危険物明細書(デクラ)」も必要になります。

当社は永年培ってきた豊富な経験とノウハウで、特に規制が厳しい危険物の法令・規則を熟知したスタッフにより安全で確実な輸送手続きをご提供いたします。

もしも危険物の輸出をお考えの際は、お気軽にお問合せください。

 

 

 

 

 

 

 

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はじめての輸出入をされる方のために、書類作成から貨物の船積み手続き、引取り手続き、搬出入などなど陸・海・空のあらゆる輸送モードを駆使してきめ細かくサポートいたします。

 

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