小口からでも危険物を輸出できる?MACCSって何!?
こんなお悩みはありませんか?
『危険物を海外に輸出したいけれど、どんなサービスを利用したらいいか分からない…。』
これまで当ブログでは、危険物の輸出に際してどんな書類が必要になるのか、どんな手続きを踏まなければならないかをお話しさせていただきました。
そこで今回は、実際に危険物の輸出に際してご利用いただける危険物混載サービス、MACCSをご紹介します!
MACCSとは!? (MAruichi Chemical Consolidation Service)
当社が提供する危険物混載サービスです。
(MAruichi Chemical Consolidation Service)
普通品はもちろん、危険物の小口からのご依頼が可能で、アジアだけでなく、ヨーロッパやアメリカなど多様な仕向地を備えているのが特徴です!
↑丸一海運MACCS(危険品混載)向け地
MACCSにはお客様にとって様々なメリットが備わっています。
早速3つのメリットをご紹介していきましょう!
メリット① シングルウィンドウで手配可能!
MACCSでは、窓口一つで本船予約から各種申請、船積まで一貫手配が可能です。
特に危険物の船積においては、国内法および国際法に準拠した厳格な規制を遵守することが求められています。
過去の記事
危険物の取り扱い方法についての記事一覧
MACCSでは、こうした煩雑な手続きや通関手続きをシングルウィンドウで依頼することが可能なため、お客様の手間を劇的に削減でき、非常に効率的です。
メリット② 危険物CFS倉庫の自社保有により、コストと手間を削減!
MACCSでは、大阪、横浜にある自社危険物倉庫を利用することで、お客様に様々なメリットを提供可能です。
>CFS倉庫への横持トラック費用・入出庫料が不要!他社よりもコストダウン!
他社混載サービスでは、船積までに二つ以上の倉庫を経由するため、それぞれの倉庫での入出庫料、倉庫間の横持トラック費用が発生します。
MACCSでは、搬入先倉庫でバンニングまでの作業が一貫して行われるため、上記費用を抑えることができます。
例)危険物1トン(1M3)を大阪から上海へ輸送した場合のコスト比較(当社比)
◆他社混載サービス
⇒ 輸出諸掛 + 入出庫料 + 横持ちトラック費用 + LCL運賃 = 約6~7万円
☆丸一海運混載サービス(MACCS)
⇒ 輸出諸掛 + LCL運賃 = 約4~5万円
驚きのコスト削減を実現します!
メリット③ 取扱可能品目が豊富!
国際海上輸送上、危険物はCLASSに分類されます。
MACCSでは以下の5種を取り扱うことが可能でしかも他社ではなかなかやらないラベル貼りやパレット梱包にも対応しています。
例 大阪~タイ(LAEMCHABANG)向け MACCS(危険品混載)の場合
丸一海運 | 他社 | |
CLASS 2.1※1 | △ | ✖ |
CLASS 3 | 〇 | 〇 |
CLASS 6.1 | 〇 | 〇 |
CLASS 8 | 〇 | 〇 |
CLASS 9 | 〇 | 〇 |
ラベル貼り作業 | 〇 | ✖ |
パレット梱包など | 〇 | ✖ |
(※1) UN1950(エアゾール)に限ります。
※仕向地、UN NO.によってはお引受できない場合もございます。
普通品もお取り扱いしております!
仕向地ごとの取扱可能品目はこちらのスケジュール表右枠の備考からご確認ください。
>柔軟なサービスの提供
MACCSで利用する自社危険物倉庫は内貨搬入が可能です!
そのため、パレット梱包やラベル貼付といった各種付帯サービスなど、危険物倉庫であっても柔軟なサービスの提供が可能です!
また、お客様の様々なご依頼にもご対応が可能です。
たとえば、、
LCLで輸出しようとしていたが、物量の増加により急遽FCLに切り替えたい…
あるいは、、
FCLで輸出しようとしていたが、やっぱりLCLで輸出したい…
MACCSでは、そうしたご要望にも柔軟にお応えすることが可能です!
>仕向地が異なっても、CFSが変わらない!
他社混載サービスでは仕向地ごとにCFSが異なるため、誤出荷につながりやすいです。一方、MACCSではCFSが変わらず固定のため、そうしたリスクを回避することができます。
搬入先はこちら→
・大阪CFS: 〒559-0034 大阪市住之江区南港北3-4-99 大阪港化学品センター
TEL: 06-6612-3371
FAX: 06-6613-3941
・川崎CFS: 〒210-0862神奈川県川崎市川崎区浮島町9-3 東京化学品センター
TEL: 044-266-5570
FAX: 044-266-2020
まとめ
MACCSで危険物を輸出する場合のメリット
1)シングルウィンドウで手配が可能
2)危険物倉庫の自社保有によりCFSが固定、各種コストと手間を削減可能
3)仕向地と取扱品目(普通品含む)が豊富
危険物輸出の各種申請手続きには、関係法令の理解と専門知識が必要不可欠になります。
当社は永年の豊富な経験とノウハウの蓄積をもとに、特に規制が厳しい危険物の法令・規則を熟知したスタッフにより、安全で確実な輸送手続きをご提供いたします。
危険物の輸出をお考えの際は、お気軽にお問合せください。